楽天モバイルとUQモバイルはどっちがいい?料金と電波を徹底比較!
スマートフォンの月額料金を見直そうとしたとき、必ずと言っていいほど候補に上がるのが「楽天モバイル」と「UQモバイル」です。どちらもテレビCMでおなじみですし、なんとなく安いイメージがあるものの、結局自分にとってどちらが正解なのか分からずに悩んでいませんか。
実は、この2つのサービスは「安さの仕組み」や「得意とする分野」が全く異なります。「とにかく料金を限界まで安くしたい人」と「安定した通信速度を重視しつつ、家族でお得に使いたい人」では、選ぶべき正解がはっきりと分かれるのです。
この記事では、楽天モバイルとUQモバイルの料金プラン、通信速度、電波の繋がりやすさなどを徹底的に比較し、あなたがどちらを契約すべきかの結論をわかりやすく解説します。メリットだけでなく、契約前に知っておくべきデメリットも包み隠さずお伝えしますので、後悔しない格安スマホ選びの参考にしてください。
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楽天モバイルとUQモバイルの基本料金プランを比較
スマホ選びで一番気になるのは、やはり毎月支払う「料金」ですよね。楽天モバイルとUQモバイルは、どちらも格安で利用できるという点では共通していますが、料金プランの仕組みが大きく違います。
自分のデータ利用量に合わせて、どちらがより毎月のスマホ代を節約できるのかをしっかり見極めましょう。
使った分だけ!楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」
楽天モバイルの最大の特徴は、料金プランが「Rakuten最強プラン」の1つしかないというシンプルさです。このプランは、毎月自分が使ったデータ容量に応じて自動的に料金が段階的に上がる仕組み(段階制プラン)になっています。
具体的には、月のデータ利用量が3GB未満であれば月額1,078円(税込)、3GB〜20GBまでなら2,178円(税込)となり、20GBを超えた場合はどれだけ使っても月額3,278円(税込)でデータ無制限となります。つまり、あまりスマホを使わなかった月は勝手に安くなり、動画をたくさん見てギガを消費した月でも上限が決まっているため、料金が青天井になる心配がありません。
YouTubeを高画質で見続けたり、パソコンをテザリングで繋いで仕事をする方にとって、月額3,278円で使い放題になるのは他の格安SIMにはない圧倒的なコスパです。
もしあなたが「毎月どれくらいギガを使うかバラバラ」「月末の通信制限にビクビクしたくない」と考えているなら、自動で最適な料金になり、かつ無制限で使える楽天モバイルは非常に魅力的な選択肢と言えます。さらに詳しい料金体系の凄さについては、楽天モバイルの最強プラン(料金)を徹底解説!無制限でどれくらい安い?|しごとSIMナビでも詳しく解説しています。
安定感抜群!UQモバイルの3つの料金プラン
一方、auのサブブランドであるUQモバイルは、使い方に合わせた3つのプラン「コミコミプラン+」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」から自分の好きなものを選ぶ定額制のスタイルを採用しています。
例えば、毎月あまりデータを使わない方向けの「ミニミニプラン(4GB)」は月額2,365円(税込)ですが、対象のインターネット回線とのセット割やau PAY カードお支払い割を適用させることで、月額1,078円(税込)まで安くすることができます。割引をフル活用できる環境が整っていれば、楽天モバイルと同等の最安料金で、高品質なau回線を利用できるのが強みです。
- コミコミプラン+(33GB):セット割なしで月額3,278円。1回10分以内の無料通話がコミコミでお得。
- トクトクプラン(15GB):月額3,465円ですが、セット割や家族割適用で15GBを月額2,178円から利用可能。
- ミニミニプラン(4GB):割引適用で月額1,078円。データ消費ゼロになる「節約モード」が唯一使えるプラン。
UQモバイルの最大の武器は、格安SIMの中でもトップクラスの「通信速度の速さと安定感」です。お昼休みや夕方の混雑する時間帯でも、大手キャリアであるauと遜色のない速度でサクサクとネットが楽しめます。通信品質に妥協したくない方にとっては、UQモバイルの定額プランは非常に安心感があります。
通信速度と電波の繋がりやすさの違い
毎月の料金が安くなっても、肝心な時にネットが遅かったり圏外になってしまっては元も子もありません。「どこでもサクサク繋がるか」という点は、スマホ選びで絶対に妥協できないポイントです。
楽天モバイルは「自社回線」を持つ新しいキャリア、UQモバイルは「auの回線」をそのまま使うサブブランドという違いがあり、これが電波状況に大きく影響します。
プラチナバンド獲得で進化中の楽天モバイル
楽天モバイルは、サービス開始当初は電波が繋がりにくいと言われることが多くありました。しかし現在では基地局の建設が急ピッチで進み、人口カバー率は99.9%を達成しています。都市部や生活圏内であれば、ほとんど不満なく高速通信が利用できるようになっています。
さらに、2024年には念願の「プラチナバンド」と呼ばれる、地下や建物の中に回り込みやすい電波の割り当てを獲得し、順次サービスの提供を開始しています。これまで弱点とされていた「ビル群の中」や「地下鉄」での通信が、今後劇的に改善されていくと期待されています。
楽天の自社電波が届かない場所でも、auの電波を借りて通信できる「パートナー回線」エリアが用意されています。これにより、山間部などの地方でも圏外になりにくく工夫されています。
とはいえ、完全に大手キャリアと同等の繋がりやすさになるにはもう少し時間がかかるのが現状です。楽天モバイルのエリアとプラチナバンドの現在地!田舎や地下でも繋がる?|しごとSIMナビの記事にあるように、ご自身の自宅や職場周辺がしっかりエリア内に入っているか、事前に確認しておくことが大切です。
au品質でどこでも爆速のUQモバイル
通信の安定性と速度において、UQモバイルの右に出る格安スマホはほとんどありません。UQモバイルはauの通信回線を一部借りるのではなく、「そのまま」利用しているサブブランドです。そのため、通信品質は大手キャリアのauと全く同じと言えます。
お昼の12時台や通勤時間帯など、普通の格安SIM(MVNO)であれば通信速度がガクッと落ちて動画が止まってしまうような時間帯でも、UQモバイルなら全くストレスを感じることなく高画質の動画再生やSNSの閲覧が可能です。
- auと全く同じプラチナバンドを利用しており、地下鉄やビルの奥でも繋がりやすい
- 平日の混雑する時間帯でも速度低下が起きず、常に安定した通信速度を維持できる
- 全国の山間部や島しょ部など、auの広大なカバーエリアがそのまま使える
もしあなたが外回りの仕事をしていて常に安定した通信環境が必要だったり、スマホ決済の際にお店の中で電波が悪くてレジでもたつくのが嫌だという場合は、迷わずUQモバイルを選ぶべきです。圧倒的な安心感がUQモバイルの強みです。
通話料金とかけ放題オプションの比較
スマートフォンの用途として、ネットだけでなく「通話」をどれくらい重視するかも重要な比較ポイントです。
美容室の予約、お店への問い合わせ、家族とのやり取りなど、短い電話から長電話まで、通話のスタイルによってどちらのサービスがお得になるかが変わってきます。
通話アプリ「Rakuten Link」で国内通話無料
楽天モバイルの大きな武器の一つが、専用の通話アプリ「Rakuten Link」です。このアプリから電話をかけることで、相手が楽天モバイル以外のスマホや固定電話であっても、国内通話が原則無料になります。
他社の格安SIMであれば「10分かけ放題」や「完全かけ放題」などの有料オプション(月額1,000円〜2,000円程度)を追加しなければなりませんが、楽天モバイルなら基本料金の中にこの無料通話が含まれているため、非常にお得です。
Rakuten Linkはインターネット回線を利用した通話システム(IP電話のようなもの)です。そのため、電波状況が悪い場所で通話すると、声が途切れたり遅延が発生したりすることがあります。また、ナビダイヤル(0570)など一部の電話番号は無料対象外となります。
通話品質は通常の電話回線に比べるとやや劣る場面がありますが、仕事で大事な取引先と話すようなケースでなければ十分に実用的です。楽天モバイルの通話料は本当に無料?Rakuten Linkの落とし穴と0570問題|しごとSIMナビでも詳しく解説していますが、長電話が多い方にとっては節約効果が絶大です。
用途に合わせて選べるUQモバイルの通話オプション
UQモバイルは、高品質な通常の電話回線(VoLTE)を使用したクリアな通話が特徴です。仕事用などで通話品質を絶対に落としたくないという方には、UQモバイルの方が適しています。
通話オプションは、ご自身の通話頻度に合わせて3つの有料オプションから追加で選ぶ形になります。
1回の通話が10分以内で収まることが多い方は「通話放題ライト(月額880円)」、時間を気にせず何時間でも長電話をしたい方は「通話放題(月額1,980円)」が用意されています。また、月に数回しか電話をしない方のために、1ヶ月あたり最大60分間の国内通話が定額になる「通話パック(60)(月額550円)」という痒いところに手が届くオプションがあるのも魅力です。- データ量33GBの「コミコミプラン+」には、最初から「1回10分以内の国内通話無料」が組み込まれています。
- 面倒な専用アプリ経由ではなく、スマホ標準の電話アプリから発信してそのまま無料になります。
高音質でストレスのない通話環境を求めているなら、少しオプション費用がかかったとしてもUQモバイルの通話システムを利用する価値は十分にあります。
各種割引サービス(家族割・セット割)の充実度
毎月のスマホ代を最安値にするためには、インターネット回線とのセット割引や、家族みんなで契約した場合の割引システムをどう活用するかが鍵になります。
楽天モバイルとUQモバイルでは、この割引の「適用条件のゆるさ」に大きな差があります。ご自身の環境でどれが適用できるかをチェックしましょう。
一人でもお得、家族ならさらにお得な楽天モバイル
楽天モバイルは、元々の料金設定が安いため、複雑な条件を満たさなくても誰でも安く使えるのがメリットです。インターネット回線(楽天ひかりなど)を契約していなくても、割引なしの単身で最安1,078円から利用できます。
さらに2024年にスタートしたのが「最強家族プログラム(家族割)」です。名字が違っても、同居していなくても、お互いに招待リンクを送り合うだけで家族グループを組むことができ、全員の月額料金が毎月110円(税込)割引になります。
22歳以下の方ならさらに毎月110ポイント還元、65歳以上の方なら毎月110ポイント還元など、年代に応じた割引プログラムも用意されており、家族割と併用することで実質料金をどんどん下げることができます。
親戚や離れて暮らす両親とも気軽に家族グループを組めるため、割引適用のハードルが非常に低いのが楽天モバイルの魅力です。割引の詳細は楽天モバイルの家族割「最強家族プログラム」はお得?適用条件と申し込み方法|しごとSIMナビをご覧ください。
光回線や電気とのセットで真価を発揮するUQモバイル
UQモバイルの料金プランは、単独で契約すると他社の格安SIMと比べて少し割高に設定されています。しかし、自宅のインターネット回線や電気サービスをau系列(auひかり、WiMAX、auでんき等)でまとめる「自宅セット割」を適用することで、一気に最安クラスの料金に化けます。
例えば、「トクトクプラン(15GB)」の場合、基本料金は月額3,465円ですが、自宅セット割とau PAY カードお支払い割を適用させることで、毎月ずっと月額2,178円(税込)で使えるようになります。
- 自宅のネット回線をまとめられない場合でも、家族で複数回線をUQモバイルにすれば「家族セット割」が適用されます。
- 家族セット割なら、2回線目以降だけでなく1回線目から月額550円の割引が入ります。
すでに自宅のWi-FiがauひかりやJ:COMなどの対象サービスを利用している方、あるいは今後乗り換えても良いと考えている方にとっては、高品質なUQモバイル回線を破格の値段で維持できる大チャンスとなります。
店舗サポートと特典・ポイント還元の違い
「スマホの操作が苦手なので、いざという時はお店の人に聞きたい」「普段からよくポイントを貯めているので、お得に買い物がしたい」。こういった日常の利便性も、契約先を決めるうえで大切な要素です。
全国の店舗網や、経済圏(ポイントシステム)との相性も比較しておきましょう。
楽天ポイントがどんどん貯まる楽天モバイル
楽天モバイルを契約する最大のメリットは、「楽天経済圏」の恩恵をフルに受けられることです。楽天モバイルを契約しているだけで、楽天市場でのお買い物のポイント還元率が常に「+4倍」にアップします。
日用品や家電、ふるさと納税などを楽天市場でよく利用する方であれば、毎月還元されるポイントだけで楽天モバイルのスマホ代(月額1,078円など)を相殺できてしまい、実質タダでスマホを使えている状態を作ることも難しくありません。
楽天モバイルは全国の郵便局内などにも出店を進めており、実店舗の数が増えています。乗り換えの手続きや初期設定で不安なことがあれば、直接スタッフに相談できる「楽天モバイルショップ」の存在は初心者にとって心強いです。
毎月のスマホ代の支払いにも楽天ポイントを1ポイント=1円として充当できるため、ポイントを無駄なく消費できるサイクルが完成します。楽天カードや楽天銀行を普段から使っている方にとっては、もはや楽天モバイル一択と言っても過言ではありません。
全国のauショップでサポートが受けられるUQモバイル
UQモバイルはauのサブブランドであるため、街中にある全国の「auショップ(au Style)」で対面サポートを受けることができます。店舗数の多さや、トラブル時の駆け込み寺としての安心感は、楽天モバイルよりも上です。
スマホが突然故障してしまった時の修理受付や、機種変更時のデータ移行サポートなど、何か困ったことがあった時に近所の見慣れたauショップに駆け込めるのは、シニア世代やスマホ初心者にとって絶大なメリットとなります。
- UQモバイルは「au PAY」や「Pontaポイント」との相性が抜群です。
- au PAY カードで毎月の料金を支払うと割引が適用され、同時にPontaポイントも効率よく貯まります。
ローソンなどのコンビニやドラッグストアでよく買い物をしてPontaポイントを貯めている方であれば、UQモバイルを利用することでさらに生活がお得になります。
デュアルSIMで両方の良いとこ取りをする裏技
「データ無制限の楽天モバイルも捨てがたいけど、繋がらない場所があったら困るからUQモバイルの通信品質も欲しい」。そんな欲張りな悩みを一発で解決する方法があります。
それが、1台のスマホに2つの通信会社のSIMを入れて使い分ける「デュアルSIM運用」です。
楽天モバイルとUQモバイルの最強併用術
最近のスマートフォン(iPhone XS以降や多くの最新Android端末)は、物理SIMとeSIMという2種類の回線を同時に設定できる機能が備わっています。これを利用して、メインの回線をUQモバイル、サブの回線を楽天モバイルとして登録しておくのです。
例えば、通話はRakuten Linkを使って楽天モバイルで無料で行い、普段の安定したネット通信はUQモバイルの高品質な回線を使うといった賢い使い分けが可能になります。
どちらかのキャリア(au回線または楽天回線)で大規模な通信障害が起きたとしても、もう一方の回線に切り替えるだけで問題なく通信を継続できます。仕事用のスマホとして絶対に連絡手段を絶ちたくない方には最適な防衛策です。
もしUQモバイルのデータ容量(ギガ)を使い切ってしまった月は、月末だけ楽天モバイルのデータ無制限回線に切り替えて動画を見まくるといった柔軟な使い方もできます。
デュアルSIMについては、仕事用スマホを2台持ちするメリット・デメリット|しごとSIMナビの記事でも詳しく触れられていますが、2台持ちするよりもスマホ1台に集約できるデュアルSIMのほうが持ち運びも便利で非常におすすめです。
まとめ
楽天モバイルとUQモバイル、どちらを選ぶべきかについて解説してきましたが、結論はあなたのご自身の「使い方」によって明確に分かれます。
とにかく毎月のスマホ代を限界まで安くしたい、YouTubeなどの動画をギガの制限なく無制限で見たい、専用アプリ経由でも通話料を無料にしたい、そして楽天市場でのお買い物をよくするという方には「楽天モバイル」が圧倒的におすすめです。
一方で、お昼時でも絶対に速度が落ちない安定した通信環境が欲しい、仕事用などで高音質な通話回線を利用したい、自宅のネット回線とセットで割引が組める、全国のauショップで手厚いサポートを受けたいという方には「UQモバイル」がベストな選択となります。
どちらも魅力的なサービスですが、ご自身のライフスタイルや重視するポイント(安さか、安定感か)を天秤にかけて、後悔のないスマホ選びをしてください。
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