「仕事中に電話がかかってきても出られないことが多いから、留守番電話は絶対に必要」

「LIBMOに乗り換えたら、今まで無料で使えていた留守番電話がオプション(有料)になってしまった…」

ビジネスシーンにおいて、顧客や取引先からの重要な電話を取りこぼさないための「留守番電話」機能は、信頼関係を維持するための生命線です。

しかし、LIBMO(リブモ)などの格安SIMでは、留守番電話が有料オプションとして提供されていることが多く、何も考えずに契約してしまうと毎月の通信費がじわじわと圧迫されてしまいます。

この記事では、LIBMOの公式留守番電話オプションの仕組みと料金、そして「毎月のオプション料金を払わずに、無料で留守番電話(伝言メモ)を代用する」フリーランス必見の裏ワザについて徹底解説します。

仕事用スマホにおける「留守番電話」の重要性とLIBMOの対応状況

プライベートであれば「着信履歴を見て後で折り返せばいいや」で済むかもしれませんが、ビジネスとなるとそうはいきません。

まずは、留守番電話の必要性と、LIBMOがどのようなサービスを提供しているのかを整理しましょう。

電話に出られない時のビジネスチャンス損失リスク

会議中や運転中、あるいは別の顧客と商談中に電話がかかってきた際、留守番電話が設定されていないと「ただいま電話に出ることができません」という無機質なアナウンスが流れるか、永遠にコール音が鳴り続けるだけになってしまいます。

特に、初めて問い合わせをしてきた見込み客の場合、留守番電話に繋がらなければ「じゃあ別の業者に頼もう」と諦められてしまい、大きなビジネスチャンスを逃すリスク(機会損失)に直結します。

「〇〇です。ただいま手が離せません。ご用件を録音していただければ折り返します」というメッセージがあるだけで、相手に安心感を与え、要件を確実にキャッチすることができます。

LIBMOが提供している公式の留守番電話オプションの概要

ドコモ回線を利用しているLIBMOでは、この重要な留守番電話機能を「スマート留守電」や「留守番電話オプション」といった有料の追加サービスとして提供しています。

大手キャリア(ドコモやau)であれば一部のプランに標準で無料で組み込まれていることも多い留守番電話ですが、格安SIMのデメリットを知ろう!の記事でも解説している通り、格安SIMは「基本料金を極限まで下げる代わりに、付加価値はすべて有料のオプションにする」というビジネスモデルを採用しています。

そのため、LIBMOへ乗り換えた瞬間に「あれ?留守電が使えなくなった」と慌てるユーザーが非常に多いのです。

公式オプション(有料)の料金体系と申し込み・設定方法

もし「多少お金がかかってもいいから、公式の確実な留守番電話を使いたい」という場合、どのようなコストがかかるのかを見てみましょう。

毎月発生する月額料金と、録音を聞く際の「通話料」の仕組み

LIBMOの公式な留守番電話オプション(ドコモのネットワークを利用した音声サービス)を契約した場合、通常は毎月330円(税込)程度のオプション料金が発生します。

年間で考えると約4,000円の出費となります。さらに注意しなければならないのが、「相手が残してくれた録音メッセージを聞く(再生する)際にも、通話料がかかる」という落とし穴です。

相手のメッセージを再生するために留守番電話センター(1417など)に電話をかけると、その通話時間に対して「30秒につき22円」の通常の通話料が課金されます。

「10分かけ放題」などの通話定額オプションに入っていたとしても、この留守番電話センターへの発信は「かけ放題の対象外」となるケースがほとんどです。つまり、月額330円+聞くたびに数十円の通話料が、毎月の通信費に上乗せされて請求されることになります。

マイページからの申し込み手順とスマホでの開始設定

公式の留守番電話オプションは、契約時だけでなく、後からでもLIBMOのマイページから追加で申し込むことが可能です。

オプションの追加と開始設定
  • マイページにログインし、「契約内容の確認・変更」から留守番電話オプションを追加します。
  • オプションが適用されたら、スマホの電話アプリを開きます。
  • 「1411(ドコモ回線の場合の開始番号)」に発信し、音声ガイダンスに従って留守番電話サービスを開始させます。

この「開始設定(ダイヤル発信)」を行わないと、オプション料金だけ払って実際には留守番電話に切り替わらない状態になってしまうため、申し込み後は必ずテスト発信を行って設定が有効になっているかを確認してください。

有料オプションを契約せずに「無料」で留守番電話を代用する裏ワザ

「毎月330円と通話料を払い続けるのはもったいない!」と感じるフリーランスの方へ。ここからは、オプションを契約せずに無料で留守番電話(伝言メモ)環境を構築する裏ワザを2つご紹介します。

Androidスマートフォンの標準機能「伝言メモ(簡易留守録)」を活用する

もしあなたがXperiaやAQUOS、GalaxyなどのAndroidスマートフォンを利用している場合、最も手っ取り早いのがスマホ本体に標準搭載されている「伝言メモ(または簡易留守録)」という機能を使う方法です。

iPhoneにはこの機能がないため、Androidユーザーだけの特権となります。

これは、通信会社(LIBMO)のネットワークの留守番電話センターを使うのではなく、「スマホ本体の中」に音声を直接録音する機能です。

スマホの「電話」アプリの設定メニューから「伝言メモ(簡易留守録)」をオンにし、着信から何秒後に応答するか(例:15秒後など)を設定するだけです。

この方法なら、毎月のオプション料金は完全に無料(0円)ですし、スマホの中に保存された音声を再生するため、録音を聞く際の通話料も一切かかりません。もし電源が入っていない時や圏外の時は録音できないという弱点はありますが、ビジネス用の待ち受けとしては十分に強力な代替手段となります。

IP電話アプリ(SMARTalkなど)への転送設定を使った無料化テクニック

iPhoneユーザーや、「圏外の時でも確実に録音を残したい」という方におすすめなのが、「着信転送サービス」と「無料のIP電話アプリ(SMARTalkなど)」を組み合わせる少し高度な裏ワザです。

LIBMOは、かかってきた電話を別の番号に転送する「着信転送サービス」が無料で使えます。

これを利用して、以下のような仕組みを作ります。

1. 基本料金0円のIP電話サービス(SMARTalkや050plusなど)を契約し、自分用の「050」から始まる電話番号を取得する。

2. これらのIP電話サービスには、標準で「音声を録音してメールで送ってくれる無料の留守番電話機能」がついていることが多い。

3. LIBMOのスマホ設定で、「電話に出られなかった場合、取得した050の番号に転送する」という設定を行う。

こうすることで、着信に出られなかった電話はIP電話アプリへ転送され、そこで無料で留守番電話として録音され、あなたのメールアドレスに音声ファイルとして届くようになります。仕事用スマホでeSIMを選ぶメリットなどでも紹介されるデュアルSIM運用の応用テクニックですが、初期設定さえ頑張れば、月額料金ゼロで完璧なクラウド留守番電話システムが完成します。(※転送される際の通話料のみ発生する点には注意が必要です)。

LIBMOと楽天モバイルの「留守番電話」の決定的な違い

もし留守番電話機能がビジネスにおいて必須であり、裏ワザの設定が面倒だと感じるのであれば、いっそのこと通信会社(キャリア)の選択を見直すことも一つの手です。

楽天モバイルなら標準で留守番電話が無料で使える事実

現在、日本の通信キャリアの中で「留守番電話オプション」が最初から基本料金の中に組み込まれており、無料で使い放題になっているのは「楽天モバイル」と「ahamo」くらいしかありません。

特に楽天モバイルは、ビジネスユーザーにとって非常に強力な味方です。月額1,078円(税込)〜という格安の基本料金の中に、留守番電話機能が完全無料で標準搭載されています。

さらに、楽天モバイルの専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、相手が残してくれた留守番電話のメッセージを再生する際の通話料も「無料」になります。

LIBMOで月額330円+再生通話料を払い続けるくらいなら、楽天モバイルとUQモバイルはどっちがいい?などの記事も参考にしつつ、留守番電話が無料の楽天モバイルへMNP乗り換え(あるいはデュアルSIMでの併用)を検討した方が、長期的なコストは圧倒的に安く済みます。

着信を逃さないための「着信転送サービス」との組み合わせ

楽天モバイルのような留守番電話無料のキャリアと、LIBMOの「ゴーゴープラン」などをデュアルSIMで組み合わせることで、最強のビジネス待ち受けスマホを作ることも可能です。

たとえば、仕事用の名刺にはLIBMOの番号を記載しておき、電話に出られなかった場合は無料で楽天モバイルの番号に転送されるように設定し、楽天モバイル側の無料の留守番電話で録音を受ける、といった運用です。

通信会社ごとの「無料の機能」と「有料の機能」のパズルを上手く組み合わせることで、月額1,000円台という驚異的な安さで、大手キャリア以上の充実した電話環境を構築できるのが、格安SIMを使った経費削減の醍醐味です。

自分のワークスタイルに合わせた最適な留守電環境の作り方

最後に、本当にあなたのビジネスに毎月お金を払ってまで留守番電話が必要なのか、ワークスタイルを見直してみましょう。

テキスト(LINE・メール)中心の連絡網へ移行する

近年、多くのフリーランスやスタートアップ企業が「電話での連絡」自体を廃止し、メールやチャットツール(LINE WORKSやChatwork、Slackなど)へ連絡手段を一本化する動きが進んでいます。

電話は「相手の時間を強制的に奪う」ツールであり、言った言わないのトラブルにも発展しやすいためです。

もしあなたが「電話に出られなかった時は、テキストで要件を送ってもらった方が効率が良い」と考えているのであれば、あえて留守番電話は設定せず、「お電話に出られない場合がございますので、ご用件は〇〇のメールアドレスまでお願いいたします」といったアナウンス名刺を配ったり、LIBMOでキャリアメールは使える?で設定したGmailアドレスを積極的に案内していくのが、現代的なビジネススタイルと言えます。

留守電が必要不可欠なフリーランスはデュアルSIMも視野に

一方で、「年配の顧客が多く、どうしても電話(と留守電)でないと仕事が回らない」という業種の方もいるでしょう。

その場合は、先ほど紹介したAndroidの伝言メモを活用するか、最初から留守番電話が無料の楽天モバイルなどを「仕事用のメイン回線」に据え、LIBMOをデータ通信用のサブ回線にするなど、契約プランの根本的な見直しをおすすめします。

まとめ:コストをかけずに大切な顧客からの連絡を確実に取りこぼさない工夫を

今回は、LIBMOの留守番電話オプションの仕組みと、無料で代用するための裏ワザについて解説しました。

  • LIBMOの公式留守番電話は月額約330円の有料で、再生時の通話料もかかる
  • Androidスマホなら標準機能の「伝言メモ(簡易留守録)」で完全無料で代用可能
  • iPhoneの場合は、無料のIP電話(050)への転送設定でクラウド留守電化できる
  • 設定が面倒なら、最初から留守電が完全無料の楽天モバイルへの乗り換えも手

「大手キャリアでは無料だったから」という感覚のまま有料オプションに加入し続けるのは、ちりつもで経費を圧迫する原因になります。

あなたのビジネスにおいて、どの方法が一番ストレスなく顧客との連絡を維持できるのかを見極め、スマホ本体の機能や他社の無料サービスを賢く組み合わせて、最強のビジネス待ち受け環境を構築してくださいね!