LIBMOの低速モード(200kbps)は無制限で使い放題?切り替え手順と実際の使用感をレビュー
「月末になるといつもギガが足りなくなって、通信制限に怯えながらスマホを使っている」
「仕事用の連絡しかしないのに、わざわざ大容量プランを契約するのはもったいない…」
スマホのデータ通信量(ギガ)の管理は、通信費を節約したい個人事業主やフリーランスにとって永遠の課題です。
ドコモ回線を利用した格安SIM「LIBMO(リブモ)」には、このギガ不足の悩みを根本から解決できる「低速モード」という便利な機能が標準で備わっています。
この記事では、LIBMOの低速モード(最大200kbps)の仕組みや切り替え手順はもちろん、実際にビジネス用途でどこまで使い物になるのかという「リアルな使用感(できること・できないこと)」を徹底レビューします。
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LIBMOの「低速モード(200kbps)」の仕組みとギガ無消費のメリット
まずは、低速モードとは一体何なのか、その仕組みと最大のメリットについて解説します。
これを使いこなせるかどうかが、格安SIM上級者への分かれ道となります。
ワンタップで通信速度を意図的に下げることの意味
通常、私たちがスマホでインターネットを見る時、通信会社は「できるだけ速い速度(高速通信)」でデータを送受信しようとします。
しかしLIBMOでは、ユーザー自身の意思でマイページから設定を変更することで、この通信速度に「最大200kbps」という強烈なブレーキ(制限)をかけることができます。これが「低速モード」です。
なぜわざわざ自分で通信速度を遅くするのかと疑問に思うかもしれませんが、これは自動車の運転で例えるなら「燃費を極限まで良くするためのエコモード」にスイッチを入れるのと同じ意味を持ちます。
低速モード中はデータ容量(ギガ)が一切減らない(無制限)
低速モードをオンにする最大のメリット、それは「通信速度が遅くなる代わりに、どれだけインターネットを使っても契約しているデータ容量(ギガ)が一切減らなくなる」という点です。
つまり、低速モードがオンになっている間は、実質的に「データ無制限で使い放題」の状態になります。
月末にギガが足りなくなりそうになった時に一時的に低速モードに切り替えたり、あるいは最初からずっと低速モードにしておくことで、ギガの消費を完全にゼロに抑えることができます。
この仕組みを利用すれば、「なっとくプラン(3GB)」のような一番安いプランを契約していても、月末の通信制限(ギガ切れによる強制的な速度低下)を恐れることなく、1ヶ月間ずっと一定のペースで通信し続けることが可能になるのです。
マイページからの低速モード切り替え(オン・オフ)手順
低速モードのメリットがわかったところで、実際の切り替え手順を確認しましょう。
LIBMOでは専用のスマホアプリは提供されていないため、ブラウザからマイページにアクセスして操作を行います。
スマートフォンのブラウザからマイページにアクセス
まずは、普段お使いのスマートフォン(iPhoneのSafariや、AndroidのChromeなど)を開き、LIBMOの公式サイトから「マイページ」にログインします。
LIBMOマイページのパスワードを忘れた!の記事でも解説していますが、頻繁に切り替えを行う場合は、このマイページのログイン画面をスマホの「ホーム画面に追加」してショートカットを作っておくと、専用アプリのようにワンタップでアクセスできるようになり非常に便利です。
「データ通信速度変更」ボタンからの瞬時切り替え
マイページにログインすると、トップ画面のわかりやすい位置に現在のデータ残量(〇〇GB)と、通信速度の切り替えボタンが表示されています。
- マイページトップの「データ通信速度変更」という項目を探します。
- 現在の状態が「高速(ON)」になっている場合、その横の「変更する」ボタン(またはトグルスイッチ)をタップします。
- 確認画面が出たら「低速にする」を確定します。
この操作を行った瞬間に、LIBMOのサーバー側でシステムが切り替わり、あなたのスマホの通信速度は即座に最大200kbpsに制限されます。もちろん、同じ手順でもう一度ボタンを押せば、いつでも元の高速通信に戻すことができます(1日に何度でも無料で切り替え可能です)。
【実測レビュー】200kbpsで「できること」と「できないこと」
さて、ギガが減らないのは魅力的ですが、「最大200kbps」という速度は現代のインターネット環境においてどれくらい実用的なのでしょうか。
ビジネス用途を想定した実際の使用感(実測レビュー)をまとめました。
メール・LINEのテキスト送信やIP電話は問題なし
結論から言うと、テキスト(文字)ベースの通信であれば、200kbpsでも全くストレスなく利用できます。
- メールの送受信:文字だけのビジネスメールであれば一瞬で送受信可能です(重いPDFなどの添付ファイルがある場合は少し時間がかかります)。
- LINEのやり取り:テキストメッセージやスタンプの送信は、高速通信時と全く変わらない感覚で使えます。
- 音声通話(IP電話・LINE通話など):データ通信を使った音声通話も、200kbpsあれば意外なほどクリアに会話が成立します。もちろん、通常の電話番号を使った音声通話(VoLTE)はデータ通信とは無関係のため、低速モードでも全く影響を受けません。
このように、仕事の顧客との「連絡手段」として割り切るのであれば、低速モードでも十分にその役割を果たすことができます。
画像の多いWebサイト閲覧や動画視聴(YouTube等)は厳しい
一方で、200kbpsの低速モードでは「絶対にやってはいけない(ストレスが溜まる)操作」も明確に存在します。
最も厳しいのが、Instagramなどの画像が大量に読み込まれるSNSの閲覧や、高画質な動画視聴(YouTubeやTikTokなど)です。
動画は読み込みのくるくるマークが永遠に回り続けて再生されず、Webサイトもテキストが表示された後、画像が1枚ずつゆっくりと表示されていく昔のインターネット(ダイヤルアップ時代)のようなモッサリ感になります。また、スマホの「アプリのアップデート(数十MB〜数百MB)」を低速モードで行おうとすると、一晩かかっても終わらないことがあります。
動画視聴や大量のデータダウンロードは、必ず高速モードに戻すか、安全なWi-Fi環境で行うように徹底してください。
低速モードを利用した仕事用スマホの賢い節約運用術
200kbpsの特性(テキストには強く、リッチコンテンツには弱い)を理解した上で、この低速モードをビジネスの経費削減にフル活用するための運用術をご紹介します。
常に低速モードにしておき「待ち受け専用」として割り切る
最も効果的なのが、普段は「常に低速モードをオン」にしておくという運用方法です。
仕事用のスマホはポケットやカバンに入れたまま「着信(電話やLINE)の待ち受け」として使っている時間が一番長いのではないでしょうか。
待機している間に、スマホが勝手にバックグラウンドで行う通信(位置情報の更新や軽い通知の受信など)は、低速モードの200kbpsでも十分に処理できます。LIBMOのプラン変更はいつから適用?といった記事を参考に、一番安い3GBプランを契約し、普段はずっと低速モードで待機させておけば、月末になってもギガは3GBまるまる余っている状態を作り出すことができます。
必要な時(資料ダウンロード時など)だけ高速モードに戻す
そして、「出先で急に顧客から送られてきた重たいエクセル資料をダウンロードしなければならない」といった、本当に通信速度が必要になった瞬間だけ、マイページを開いて低速モードをオフ(高速モードに切り替え)にします。
この「必要な時だけ高速の蛇口をひねる」という使い方こそが、ギガを1MBも無駄にしない究極の節約術です。
用事が終わったら、再び蛇口を閉める(低速モードをオンにする)ことを忘れなければ、一番安いプランのままでも、実質的に「テキスト無制限+いざという時の高速通信数GB」という最強のハイブリッド回線を維持することができます。
低速モードよりも快適な「なっとくプラン(ライト)」という選択肢
もしあなたが「いちいちマイページを開いて高速・低速を切り替えるのが面倒くさい」「そもそも高速通信は全く使わず、連絡専用としてしか使わない」という場合は、LIBMOが提供している特殊なプランを検討してみてください。
最初から最大200kbps固定で使い放題になる格安プラン
LIBMOには、通常の3GBや8GBといったプランの他に、「なっとくプラン(ライト)」という非常に尖った料金プランが存在します。
このプランは、最初から「通信速度が最大200kbpsに固定されている」代わりに、どれだけ通信してもデータ容量の制限がなく、月額料金も音声通話付きで非常に安く(数百円台で)設定されているのが特徴です。
自分でスイッチを切り替える手間すら省き、「このスマホは低速・テキスト専用の連絡ツールだ」と完全に割り切って運用するのであれば、このなっとくプラン(ライト)はこれ以上ないほどランニングコストを抑えられる最適な選択肢となります。
メイン回線にトラブルが起きた際のデュアルSIM用(予備)としての活用
また、この低速無制限の特性は、仕事の通信環境における「強力な保険(予備回線)」としても機能します。
たとえば、メインの回線として楽天モバイルとUQモバイルはどっちがいい?などの記事を参考に高速なキャリアを契約しておき、もう一つのSIMスロットにこの「LIBMOの低速無制限プラン」を入れておくデュアルSIM運用です。
万が一、メイン回線で大規模な通信障害が起きて圏外になってしまった場合でも、すぐに予備のLIBMO回線に切り替えれば、少なくとも「テキストでの業務連絡(LINEやメール)」と「音声通話」は確保することができます。ビジネスにおける「連絡が完全に途絶えるリスク」を月数百円で回避できると考えれば、非常に安い投資と言えます。
まとめ:低速モードの特性を理解して、ギガ不足の不安から解放されよう
今回は、LIBMOの低速モード(最大200kbps)の仕組みと切り替え手順、そして実測レビューと賢い運用術について解説しました。
- 低速モード(最大200kbps)に切り替えると、データ容量が一切減らなくなる(無制限)
- 切り替えはマイページからワンタップで、1日に何度でも即座にオン・オフ可能
- テキストメールやLINEのやり取り、IP電話であれば200kbpsでも十分実用的
- 普段は低速で待機し、重い作業の時だけ高速に戻すのが最強のギガ節約術
「ギガが足りないから高いプランに変える」という発想から抜け出し、「いかにギガを消費せずにやり過ごすか」というコントロール術を身につけることが、経費削減への近道です。
格安SIMのデメリットを知ろう!でもお伝えしている通り、提供されている機能をフル活用して、自分にとって一番心地よい(そして安い)ビジネス通信環境を作り上げてくださいね!