LIBMOの「なっとくプラン(ライト)」は本当に使い放題?速度200kbpsでできること・できないこと
スマートフォンを仕事用やプライベートのサブ回線として導入する際、できるだけ維持費を抑えたいと思うのは当然です。また、どれだけ使っても通信制限がかからない「使い放題」のプランに魅力を感じる方も多いでしょう。そうしたニーズに完璧に応える超格安プランとして、ドコモ回線の格安SIM「LIBMO(リブモ)」が提供している「なっとくプラン(ライト)」が注目を集めています。
このプランは、月額ワンコイン以下という破格の安さで、データ通信が「無制限(使い放題)」になるという非常に特徴的なプランです。しかし、引き換えとして通信速度が「最大200kbps」という低速に制限されています。
「200kbpsって実際に使えるの?」「仕事用の連絡や調べものでストレスが溜まらないか不安」と疑問に思うのも無理はありません。この記事では、LIBMOの「なっとくプラン(ライト)」の具体的な仕様や料金、そして200kbpsという速度で「できること」と「できないこと」を実際の検証をもとに徹底解説します。この記事を読めば、このプランが自分の仕事用途に適しているかどうかが明確になります。
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LIBMO「なっとくプラン(ライト)」の基本仕様と圧倒的な安さ
まず、LIBMOの「なっとくプラン(ライト)」がどのようなプラン設計になっており、どのくらい安いのかについて整理します。
月額料金の安さと「データ使い放題」のからくり
なっとくプラン(ライト)の最大の特徴は、一般的なスマホプランのような「毎月3GBまで」「20GBまで」といったデータ容量(ギガ数)の制限が一切ない点にあります。
どれだけインターネットを利用しても、速度がそれ以上遅くなる速度制限(通信制限)は発生しません。なぜこのような仕様が可能なのかというと、最初から通信速度の上限が「最大200kbps」に固定されているからです。回線の帯域をあまり消費しない低速通信に固定することで、LIBMO側は低コストでユーザーにデータ使い放題の環境を提供することができ、これが圧倒的な月額料金の安さに繋がっています。
なっとくプラン(ライト)の音声通話付きとデータ専用の料金比較
なっとくプラン(ライト)は、電話ができる「音声通話機能付きSIM」と、データ通信のみの「データ専用SIM」のどちらでも契約することができます。
- 音声通話機能付きSIM(ライト):月額 528円(税込み)
- データ専用SIM(ライト):月額 220円(税込み)
データ専用SIMであれば、毎月の維持費はわずか「220円(税込み)」という、日本の通信プランの中でも最安値クラスのワンコイン未満で運用可能です。音声通話機能付きであっても月額528円(税込み)ですので、仕事用の待ち受け用電話番号を確保する手段として、非常に優秀なコストパフォーマンスを誇ります。LIBMOの他のデータ容量プランとの比較については、LIBMOの料金プラン(なっとくプラン)を徹底比較!あなたに最適なデータ容量の選び方で詳しく紹介しています。
低速「200kbps」とはどのくらいの速度?通信速度の基礎知識
「200kbps」という数字を聞いても、具体的にどのくらい遅いのか、あるいは実用性があるのかイメージしづらいでしょう。通信速度の基本的な仕組みを解説します。
高速通信(Mbps)と低速通信(kbps)の違いと目安
インターネットの通信速度を表す単位には、「Mbps(メガ・ビー・ピー・エス)」と「kbps(キロ・ビー・ピー・エス)」があります。
1Mbpsは1,000kbpsに相当します。一般的な格安SIMや大手キャリアの高速通信モードでは、電波状況が良い場所であれば数十Mbpsから100Mbps以上の速度が出ます。これに対し、なっとくプラン(ライト)の最大200kbpsは、一般的な高速通信の「およそ100分の1から500分の1」程度の速度ということになります。
スマートフォンの契約プランでギガを使い切った際にかかる一般的な「速度制限モード(128kbps〜200kbps)」とほぼ同じ速度の環境が、このプランでは常に適用されている状態と考えるとイメージしやすいでしょう。
200kbpsの速度でインターネットが動く仕組み
速度が非常に遅いとはいえ、200kbpsの通信帯域があれば、完全にインターネットが使えなくなるわけではありません。
文字情報(テキストデータ)は非常にデータ量が小さいため、200kbpsの速度であっても、ほんの一瞬で送受信が完了します。一方で、写真(画像)や動画はデータ量が非常に大きいため、200kbpsの細い回線ではデータをダウンロードし終えるまでに長い待ち時間が発生することになります。
つまり、「テキスト主体の通信であれば快適に動き、ビジュアル主体の通信は極めて苦手」という明確な特徴があることを覚えておく必要があります。
【検証】200kbpsの通信速度で「できること」(仕事用実用レベル)
実際に200kbpsの低速通信環境において、スマートフォンの様々な機能やアプリがどの程度実用に耐えるかを検証した結果をまとめます。まずは「問題なくできること」です。
LINEやSlackなどのテキストチャット・メッセージ送受信
仕事で欠かせないチャットツールである「LINE」「Slack」「Chatwork」などでのテキストメッセージの送受信は、200kbpsの速度でも「ほぼリアルタイムで快適に」行うことができます。
チャットの文章や絵文字を送る程度であれば、高速通信プランを使っているときと体感速度の差はほとんどありません。取引先からの急ぎのテキスト連絡を確認したり、こちらから「了解しました」といった返信を送ったりする業務内容であれば、何のストレスもなく処理することができます。ただし、チャット内で重たい企画書のPDFや、スマホで撮影した高画質な写真を送信(または受信)する場合は、数秒から数十秒の読み込み時間がかかります。
低音質での音楽ストリーミング再生やIP電話の通話品質
音楽配信サービス(SpotifyやYouTube Musicなど)は、アプリ側の設定で音質を「低画質・低音質(データ節約モード)」に設定しておくことで、200kbpsの速度でも「途切れることなくスムーズに」音楽をストリーミング再生することが可能です。仕事中のBGMとして音楽を流しっぱなしにしたい方には嬉しいポイントです。
また、インターネット回線を利用した「LINE通話」や「IP電話(050番号など)」による音声通話も、音声データ自体は小さいため、電波状況が良ければ200kbpsでも十分にクリアな音質で会話を行うことができます。仕事での日常的なやり取りであれば、通話品質に頭を悩ませることはほとんどありません。
【検証】200kbps of 通信速度では「できないこと・厳しいこと」
次に、200kbpsの速度では動作が非常に重くなり、実質的に使うのが困難(できない)なアプリや機能について検証します。
YouTubeなどの動画視聴やWebサイトの画像読み込み
YouTube、TikTok、Netflixといった「動画視聴アプリ」は、200kbpsの速度では「ほぼ全く再生できない」か、最低画質(144pなど)に下げても数秒ごとにローディングで止まってしまい、使い物になりません。仕事での資料用動画の確認などは不可能です。
また、一般的なWebサイトのブラウジング(Yahoo! Japanやニュースサイトなど)も、写真やバナー広告が多数掲載されているページを開こうとすると、テキストだけが先に表示され、画像が上から少しずつ時間をかけて表示される状態になります。画像の多いECサイト(楽天市場やAmazonなど)での買い物は、読み込みの遅さからかなりのストレスを伴うことになります。
大容量ファイルの送受信やGoogleマップなどのナビ機能
メールやクラウドストレージ(Googleドライブ、Dropboxなど)を介した「数MB以上の大容量ファイル」の送受信は、200kbpsでは非常に長いアップロード・ダウンロード時間がかかります。最悪の場合は通信タイムアウトでエラーになってしまうこともあります。
また、「Googleマップ」や地図アプリの利用についても注意が必要です。現在地周辺の地図データを読み込むのに時間がかかるため、画面がグレーのまま何も表示されない時間が長くなり、急いで知らない営業先に向かっているときなどは非常に焦ることになります。ビジネス用の本格的なナビ機能や大容量ファイルのやり取りが必要な場合は、Wi-Fi環境に接続するなどの対策が必須です。
なっとくプラン(ライト)を仕事用スマホとして運用する際のおすすめの活用方法
200kbpsの得意・不得意を踏まえた上で、なっとくプラン(ライト)をビジネスで最も賢く使いこなすためのおすすめの運用パターンを提案します。
取引先からの「電話の待ち受け用」としての活用
仕事用スマホを持つ一番の目的が、「自分の仕事用電話番号を取引先に教えるため」「着信をいつでも受けられるようにするため」であるなら、このプランは最強の選択肢です。
月額528円というワンコイン基本料金だけで、ドコモ回線の最高品質の電波を使った「通話の待ち受け(着信)」環境を確実に維持できます。どれだけ電話がかかってきても着信自体は完全無料ですので、余計な通話料が発生する心配もありません。データ通信機能はほぼ使わず、電話の受発信メインで運用したい個人事業主にとっては、最も無駄のない究極の節約SIMになります。
スマートフォンの「SMS認証・2段階認証専用回線」としての導入
様々なWebサービスやビジネスツール(ネット銀行、クラウド会計、各種SNSなど)の登録時には、セキュリティ対策として電話番号を使った「SMS認証」や「2段階認証」が求められます。
なっとくプラン(ライト)の音声通話SIMには、標準でSMS機能がついています。SMSの受信料は無料ですので、月額528円で各種アカウント管理専用のセキュリティ回線を作ることができます。プライベートのスマホとアカウント管理を切り離しておくことで、不正アクセスのリスクを大幅に下げることができ、事業のセキュリティレベルを高めるためにも非常に実用的な活用法です。
他社プランやLIBMOの通常プランとの比較
なっとくプラン(ライト)の安さは魅力ですが、少しの追加費用を支払うことで、より快適な高速通信プランを選択することも可能です。他の選択肢と比較します。
高速通信が少しでも必要なら通常の「なっとくプラン」
もし、「外で画像のあるWebサイトを普通に調べたい」「Googleマップをスムーズに動かしたい」というのであれば、少し予算を足して、通常の高速通信が使える「なっとくプラン」を契約することをおすすめします。
例えば、LIBMOのなっとくプラン(3GB・音声通話付き)は月額980円(税込み)で提供されています。なっとくプラン(ライト)の528円にわずか450円ほどをプラスするだけで、3GB分の高速通信ギガが手に入ります。月に3GBもあれば、動画を見ない限り、マップの閲覧やWebリサーチは十分にまかなえます。詳しいプランの選び方は、LIBMOの「なっとくプラン」はどれがおすすめ?データ容量別の選び方と料金シミュレーションを参考にしてください。
LIBMOの「ゴーゴープラン」などかけ放題付きプランとの比較
また、こちらから仕事用の電話を頻繁にかける予定があるなら、通話定額がセットになった「ゴーゴープラン」が圧倒的におすすめです。
ゴーゴープランは、データ容量を500MBに抑える代わりに、5分かけ放題などのオプションをセットにして月額料金を非常に安く抑えた、通話特化型プランです。自分自身の電話の発信頻度や毎月のデータ消費量に応じて、どのプランが最も自分のビジネスを円滑にしてくれるかをよく比較検討してください。ゴーゴープランの詳しいレビューや月額料金の検証については、通話メインならLIBMOの「ゴーゴープラン」!かけ放題付きで月額500円の最強コスパを検証で解説しています。
まとめ
LIBMOの「なっとくプラン(ライト)」は、データ使い放題でありながら、音声通話付きで月額528円、データ専用なら月額220円という驚異的な安さを誇る超格安プランです。
通信速度が「最大200kbps」に固定されているため、動画の視聴や画像の多いサイトの閲覧、大容量ファイルのやり取りは実質的に困難です。
しかし、LINEやSlackなどのテキストメッセージのやり取り、低音質の音楽再生、音声通話などは十分に実用レベルでこなすことができます。
仕事用の「待ち受け専用電話」として、あるいは各種サービスの「認証専用回線」として、最小限の固定費でスマートに運用したい個人事業主や副業ワーカーにとっては、これ以上ない強力な節約ツールとなります。ご自身のビジネスにおけるスマホの用途(テキスト・通話メインか、高速通信が必要か)をしっかり見極めた上で、最適なプランを賢く選択してください。
\つながる!速い!高品質を実現/