LIBMOはモバイルルーター代わりになる?カフェでテザリング作業してみた速度レビュー
フリーランスや副業ワーカーにとって、外出先でのインターネット環境の確保は死活問題です。カフェやコワーキングスペースの無料Wi-Fiはセキュリティ面で不安があり、速度も安定しないため、自分で通信手段を用意するのが鉄則となっています。
そこで候補に上がるのが「ポケットWi-Fi(モバイルルーター)」ですが、持ち運ぶ端末が増える上に毎月の固定費もかさみます。もし、格安SIMの「LIBMO(リブモ)」の大容量プランをスマホに入れて、テザリングでPCを繋げばルーター代わりになるのではないか?と考える方も多いでしょう。
この記事では、実際にLIBMOのSIMを入れたスマホをモバイルルーター代わりにし、カフェでPCを開いてテザリング作業を行ってみたリアルな速度レビューと、快適に使うための設定のコツを解説します。
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LIBMOの大容量プランはテザリング向きか?
結論から言うと、LIBMOの大容量プラン(20GBや30GB)は、モバイルルーターの代用として「十分に使える」ポテンシャルを持っています。
まずは、LIBMOのプラン構成やテザリング利用に関する基本的な仕様を確認しておきましょう。
テザリングは無料で申し込み不要
大手キャリアの一部プランや古い格安SIMの中には、テザリングを利用するのに月額数百円のオプション料金がかかったり、事前の申し込みが必要だったりするケースがありました。
しかし、LIBMOはテザリング機能を無料で、申し込み不要で利用することができます。対応しているスマホ端末さえあれば、いつでもどこでもすぐにスマホをWi-Fiルーター化して、PCやタブレットをインターネットに接続することが可能です。
大容量プラン(20GB・30GB)の圧倒的な安さ
モバイルルーター代わりに使うのであれば、当然ある程度のデータ容量が必要になります。LIBMOの「なっとくプラン」の大容量コースは、コストパフォーマンスが非常に高いのが特徴です。
| プラン名 | データ容量 | 月額料金(税込) |
|---|---|---|
| なっとくプラン(20GB) | 20GB | 1,991円 |
| なっとくプラン(30GB) | 30GB | 2,728円 |
専用のモバイルルーターを新規で契約すると、端末代金に加えて月額3,000円〜4,000円程度かかるのが一般的です。もし株主優待を適用できれば、ここからさらに毎月850円の割引が半年間受けられるため、維持費は劇的に下がります。
実際にカフェでテザリング作業してみた結果
スペック上の料金や容量が魅力的なのは分かりました。では、実際の通信速度や安定性はどうなのでしょうか。
平日の昼間(通信が混み合う時間帯)と夕方に、都内のカフェで実際にPCをテザリング接続して仕事の作業を行ってみました。
Webブラウジングやチャットツールの快適さ
まずは、SlackやChatworkといったチャットツールでのやり取りや、ブラウザでの調べ物、WordPressでのブログ記事の執筆などの「比較的軽い作業」です。
結果として、これらの作業においてはモバイルルーターや光回線と全く遜色ないレベルで快適に動作しました。画像の読み込みで極端に待たされることもなく、ドコモ回線の安定感のおかげか、電波が急に途切れるような現象も起きませんでした。
良い例・メリット
テキスト主体の仕事や、ブラウザ上での簡単なクラウドツールの操作であれば、LIBMOのテザリングで全く問題なくノマドワークをこなすことができます。
動画視聴やビデオ会議(Zoom)の安定性
次に、データ通信量を多く消費する「動画視聴(YouTubeの高画質)」や「Zoomでのビデオ会議」を試してみました。
YouTubeの1080p動画は、再生開始時に数秒のバッファリングが入ることはありましたが、再生が始まれば止まることなく視聴できました。Zoom会議についても、画面共有を行ったり複数人のビデオを同時に表示したりしても、音声が途切れたりフリーズしたりすることなく、実用レベルでこなせました。
ただし、お昼休みの時間帯(12時〜13時)は通信速度が少し落ち込み、Zoomの画質がやや粗くなる瞬間がありました。とはいえ、仕事の打ち合わせが成り立たないほど致命的な遅延ではありませんでした。
- 午前中・午後(13時以降):非常に快適。固定回線に近い感覚。
- お昼時(12時〜13時):やや速度低下が見られるが、実用範囲内。
- 夕方(17時〜18時):少し混み合うが、Web閲覧やテキスト作業には支障なし。
スマホをモバイルルーター代わりにするメリットとデメリット
実際の作業でも十分に使えることが分かったLIBMOのテザリングですが、専用のモバイルルーターを持つのと比べて、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
両者の違いを明確に理解した上で、自分のワークスタイルに合っているかを判断しましょう。
持ち運ぶ端末が減り、充電管理が楽になる
最大のメリットは、「荷物が減ること」と「充電の管理が1つで済むこと」です。
モバイルルーターを契約すると、スマホとは別にもう1台端末を持ち歩かなければなりません。外出前に「ルーターの充電忘れた!」と焦った経験がある方も多いでしょう。スマホのテザリングであれば、いつも持ち歩いているスマホさえあれば完結します。
また、副業用の2台目スマホとしてLIBMOを契約している場合、それをそのままルーター代わりにできるため、非常にスマートな運用が可能になります。
スマホのバッテリー消耗が激しくなる点には注意
一方で、最大のデメリットは「スマホのバッテリー消費が激しくなること」です。
テザリング機能は、スマホが常に電波を受信しつつ、さらにWi-Fiの電波を飛ばす(親機になる)という処理を行うため、通常よりもバッテリーを大きく消費します。長時間のPC作業を行う場合、スマホの充電がみるみる減っていくことに不安を覚えるかもしれません。
注意点
カフェなどで長時間テザリング作業をする場合は、モバイルバッテリーを持ち歩くか、電源コンセントが使える席を確保してスマホを充電しながら使うといった対策が必須になります。
LIBMOのテザリングを快適に使うための設定のコツ
最後に、スマホのバッテリー消費を抑えつつ、LIBMOのテザリングをより安定して使うための、ちょっとした設定のコツを紹介します。
この設定を知っているだけで、外出先での作業の快適度が一段とアップします。
「Wi-Fi」ではなく「USB」や「Bluetooth」で繋ぐ
テザリングといえばWi-Fiで繋ぐのが一般的ですが、実はそれ以外にも接続方法があります。
もしPCとスマホをケーブルで繋げる環境であれば、「USBテザリング」が圧倒的におすすめです。USBケーブルで直接接続するため通信が最も安定し、速度も出やすくなります。さらに、PCからスマホへ給電されるため、スマホのバッテリー残量を気にする必要がなくなります。
通信速度はそこそこで良いからバッテリー消費を極限まで抑えたい、という場合は「Bluetoothテザリング」も有効です。Wi-Fi接続よりも通信速度は落ちますが、バッテリーの持ちは格段に良くなります。
20GBや30GBでも足りない場合の対策
LIBMOの最大容量は30GBですが、毎日外で長時間のZoom会議をしたり、動画編集の重いデータをアップロードしたりするようなヘビーな使い方だと、月末に容量が足りなくなってしまう可能性があります。
もし「30GBでも足りない、速度制限を気にせず完全にデータ無制限で使いたい」という場合は、LIBMO単独ではなく、楽天モバイルとのデュアルSIM運用を検討するのがベストです。
楽天モバイル(無制限)をテザリングのメインにしつつ、地下やカフェの奥まった席など楽天の電波が弱い場所ではLIBMO(ドコモ回線)に切り替える、という「いいとこ取り」の運用が、ノマドワーカーにとっての最強の環境と言えます。
まとめ:ライト〜ミドルユーザーならモバイルルーターは不要
LIBMOをモバイルルーター代わりに使ってみた検証結果と、快適に運用するためのコツについて解説しました。
結論として、超大容量のデータのやり取りを頻繁に行うようなハードな用途でなければ、LIBMOの20GBや30GBプランでのテザリングは、モバイルルーターの代用として十二分に活躍してくれます。
荷物が減り、通信費の固定費も大幅に削減できるため、個人事業主やフリーランスにとって非常に合理的な選択です。バッテリー問題もUSBテザリングなどを駆使すれば簡単に解決できます。
わざわざ高いモバイルルーターを別で契約する前に、まずはLIBMOの大容量プランでスマートなノマド環境を構築してみてはいかがでしょうか。
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