スマートフォンを新しく買い替える「機種変更」。以前であれば、携帯ショップの店舗に足を運び、数時間待たされた挙句に店員さんにすべてお任せするのが当たり前でした。しかし現在、仕事の合間を縫って店舗に行く時間を確保するのは難しく、さらには店舗独自の頭金や事務手数料といった「見えないコスト」も気になるところです。

特に、月額料金の安さが魅力の楽天モバイルを使っているユーザーであれば、機種変更の手数料や時間的なコストも極力ゼロに抑えたいはずです。実は、楽天モバイルの機種変更は「自分自身で(オンラインで)」行うのが最も早くてお得であり、手順さえ分かっていれば誰でも簡単に完了させることができます。この記事では、新しい端末の購入から、失敗しないデータ移行、そして意外と躓きやすいeSIMの再発行手続きまで、自分で機種変更を完結させるための全手順を完全ガイドします。

\最大30,000ポイント還元中/

楽天モバイルの機種変更を店舗ではなく「自分で(オンラインで)」やるべき理由

「スマートフォンの設定なんて自分には難しくて無理かもしれない」「プロに任せた方が安心だ」と考える方もいるでしょう。しかし、楽天モバイルにおいて機種変更を自分で行うことには、その不安を補って余りあるほどの強烈なメリットが存在します。まずは、なぜオンラインでの自力機種変更を強く推奨するのか、その理由を明らかにします。

事務手数料や頭金などの「無駄なコスト」が一切かからない

携帯ショップの実店舗で機種変更を行う場合、店舗の運営費やスタッフの人件費を回収するために、様々な名目の手数料が上乗せされることがあります。

店舗とオンラインのコスト比較
  • 実店舗の場合:機種代金とは別に「頭金(という名の手数料)」が数千円〜1万円程度かかることがある。オプション加入を勧められることも。
  • オンラインの場合:頭金は一切不要。端末の定価(またはキャンペーン価格)のみで購入可能。

楽天モバイルのオンラインショップ(または楽天市場店)を利用して自分で端末を購入・設定すれば、これらの余分な出費は完全にゼロになります。少しでも通信費や端末代を節約したい個人事業主やフリーランスにとって、この数千円〜1万円のコストカットは決して無視できない大きなメリットです。

待ち時間ゼロ!24時間いつでも自宅で手続きが完了する

店舗での機種変更における最大のネックは「時間」です。休日に来店予約を取り、店舗に行ってから案内されるまで待ち、そこからプランの確認や重要事項の説明を受け、端末の在庫を確認し……と、半日がかりの重労働になることも珍しくありません。

一方、オンラインでの自力機種変更であれば、真夜中であっても仕事の休憩中であっても、自分の好きなタイミングで5分〜10分程度で端末の注文が完了します。数日後に自宅に新しいスマートフォンが届いたら、お酒を飲みながらでも、テレビを見ながらでも、自分のペースでゆっくりとデータ移行や初期設定を行うことができます。ビジネスパーソンにとって、時間は何よりも貴重な資源です。

【事前準備】自分で機種変更を始める前に必ず確認すべき3つの項目

「よし、自分で機種変更をやってみよう!」と決意しても、いきなり新しいスマートフォンを購入するのは少し危険です。スムーズに移行作業を進めるために、購入前に必ず確認しておくべき3つの事前準備事項があります。これらを怠ると、「買ったはいいものの楽天モバイルの電波が拾えない」といったトラブルに陥る可能性があります。

1. 新しい端末が楽天モバイルの「動作確認済み端末」かチェックする

オンラインでスマートフォンを購入する場合、楽天モバイルの公式サイト以外(Amazonや中古スマホショップ、Apple Storeなど)で「SIMフリー端末」を購入して持ち込むことも可能です。しかし、世の中のすべてのスマートフォンが楽天モバイルの特殊なネットワーク(自社回線とauローミングの切り替え等)に完全対応しているわけではありません。

特に、数年前にドコモやauなどで販売された古いAndroid端末などを中古で購入した場合、「楽天モバイルのSIMを挿しても圏外のまま繋がらない」「通話だけできない」といった不具合が発生するケースがあります。

必ず購入前に、楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」ページにアクセスし、購入予定の機種名を入力して検索してください。「4G/5Gデータ通信」や「Rakuten Linkでの通話」にチェック(○)が入っていれば、安心して購入することができます。

2. 現在使っているSIMカードの「種類(物理SIMかeSIMか)」を確認する

データ移行の際、古いスマートフォンから新しいスマートフォンへ「電話番号(通信回線)」を移す作業が必要になります。この移し方は、現在あなたが使っているSIMの種類によって大きく異なります。

SIMの種類特徴と移行方法
物理SIM(nanoSIM)小さなICカード。古いスマホから抜き取り、新しいスマホに挿し直すだけで回線が移行できる。
eSIM(電子SIM)本体内蔵型のデータ。抜き差しはできず、「my 楽天モバイル」アプリからオンラインで再発行手続きが必要。

最近のiPhone同士の機種変更などでは、eSIMを使っているケースが非常に増えています。自分がどちらのSIMを使っているか分からない場合は、スマートフォンの側面に小さな穴(SIMトレイ)があるか、あるいは設定画面の「モバイル通信」の項目を確認しておきましょう。

3. 各種アカウント情報のバックアップとパスワードの再確認

機種変更時の最も多い悲劇が、「LINEのアカウントが引き継げない」「銀行や仕事で使っているアプリにログインできなくなった」というトラブルです。新しいスマートフォンに移行する前に、以下の情報は必ずメモを取るか、引き継ぎ設定を完了させておきましょう。

  • Apple ID / GoogleアカウントのID(メールアドレス)とパスワード
  • LINEの引き継ぎ設定(「アカウント引き継ぎ」をオンにし、トーク履歴をバックアップする)
  • 二段階認証アプリ(Google Authenticator等)の移行手続き
  • 楽天IDのパスワード(eSIMの再発行手続きなどで必須になります)

楽天モバイルオンラインショップで新しい端末(スマホ)を購入する手順

事前準備が整ったら、新しい端末を手に入れましょう。今回は、最も確実でキャンペーンの恩恵も受けやすい「楽天モバイル公式サイト(または楽天モバイル公式 楽天市場店)」で端末を購入する手順を解説します。

「製品(端末)のみ購入」と「プランセット購入」の違い

楽天モバイルの公式サイトでスマートフォンを探すと、「プランとセットで購入」するか「製品のみで購入」するかを選択する画面が出てきます。

すでに楽天モバイルを契約中のユーザーが「機種変更」として端末だけを買う場合は、迷わず「製品(端末)のみ購入」を選択してください。もし誤って「プランとセットで購入」を選んでしまうと、今の電話番号とは別に「新しい電話番号(2回線目)」が新規契約されてしまい、無駄な月額料金が発生してしまいます。

楽天市場店での購入なら楽天ポイントが大量還元される

楽天モバイルで機種変更用の端末をお得に購入する隠れた裏ワザがあります。それは、通常の楽天モバイル公式サイトではなく、「楽天モバイル公式 楽天市場店」を経由して端末単体を購入することです。

楽天市場店で購入すれば、楽天スーパーSALEやお買い物マラソンといった楽天市場の大型キャンペーンの対象となります。さらに、自分のSPU(スーパーポイントアッププログラム)の倍率も適用されるため、数万円のスマートフォンを購入すれば数千ポイント〜1万ポイント近くの楽天ポイントがごっそり還元されることも珍しくありません。

購入手続き自体は通常のネットショッピングと全く同じで、カートに入れて決済するだけです。数日後には、真新しいスマートフォンが自宅に届きます。

新旧スマホのデータ移行とSIMカード(eSIM)の差し替え・再発行手続き

新しいスマートフォンが手元に届いたら、いよいよデータ移行と回線の切り替え作業です。ここが「自分で機種変更する際の最大の難所」と思われがちですが、最近のスマートフォンは驚くほど賢く進化しており、手順通りに進めれば失敗することはありません。

iPhone同士、Android同士なら「クイックスタート」で一発完了

現在主流となっているスマートフォンのデータ移行は、ケーブルをパソコンに繋いだりする必要はありません。新旧のスマートフォンを隣同士に並べるだけで、ワイヤレスで中身がそっくりそのままコピーされる機能が備わっています。

  • iPhoneからiPhoneへ:「クイックスタート」機能を使います。新しいiPhoneの電源を入れ、古いiPhoneの横に置くと自動でポップアップが表示され、画面の指示に従うだけで写真やアプリがすべて移行されます。
  • AndroidからAndroidへ:Googleアカウントを利用したバックアップ復元、または各メーカーが提供しているデータ移行アプリ(例:Galaxyの「Smart Switch」など)を使用します。初期設定の画面で「以前のデバイスからデータをコピー」を選択するだけです。

データ移行の完了には、データ量に応じて30分〜数時間程度かかります。必ずバッテリーを十分に充電した状態か、充電器に繋いだまま作業を行ってください。

物理SIMカードの差し替え手順

データ移行が完了したら、次は「通信の要」であるSIMの移行です。現在お使いのSIMが「物理SIM(nanoSIM)」の場合は、非常に簡単です。

物理SIMの差し替え手順
  • 新旧両方のスマートフォンの電源を完全に切る。
  • 古いスマートフォンのSIMトレイに専用のピン(クリップでも代用可)を挿して開け、SIMカードを取り出す。
  • 取り出したSIMカードを新しいスマートフォンのトレイに乗せ、カチッと音がするまで差し込む。
  • 新しいスマートフォンの電源を入れる。

これだけで、楽天モバイルの電波を掴み、以前と同じ電話番号で通話やインターネットができるようになります。(※一部のAndroid端末では、後述のAPN設定が必要になる場合があります)

eSIMの再発行とプロファイルのダウンロード手順

現在お使いのSIMが「eSIM」の場合は、物理的なカードが存在しないため、「my 楽天モバイル」アプリからeSIMの再発行(再ダウンロード)手続きを行う必要があります。この作業はWi-Fi環境が必須となります。

1. 新しいスマートフォンを自宅のWi-Fiに接続する。2. 新しいスマートフォンに「my 楽天モバイル」アプリをインストールし、自分の楽天IDでログインする。3. アプリのメニューから「契約プラン」>「各種手続き」>「SIM再発行を申請する」の順にタップ。4. SIM再発行の理由を「その他(機種変更など)」にし、SIMタイプで「eSIM」を選択して申請。5. 数分後、申請完了のメールが届いたら、アプリ上で「開通手続きへ進む」をタップ。

iPhoneの場合は、上記の「開通手続きへ進む」をタップするだけで、eSIMプロファイルが自動的にダウンロードされ、設定が完了します。設定後、アンテナマークが表示されているか確認してください。

機種変更がうまくいかない・ネットに繋がらない時のトラブルシューティング

新しいスマートフォンにSIMを移行したのに、「電波が立たない」「インターネットに繋がらない」というトラブルが起きた場合は、慌てずに以下のチェックポイントを確認してください。

APN(アクセスポイント)設定が必要な場合がある

楽天モバイルで購入した端末や、最新のiPhoneであれば、SIMを入れた瞬間に自動で楽天モバイルのネットワーク設定(APN)が読み込まれます。しかし、Amazonなどで購入したSIMフリーのAndroid端末や、少し古い機種の場合、手動でAPN設定を行わないとインターネットに繋がりません。

設定画面の「モバイルネットワーク」>「アクセスポイント名(APN)」を開き、APN名に「rakuten.jp」を入力して保存・適用してください。これだけで一気に通信が開通するケースが多々あります。

Rakuten Linkの再ログインとSMS認証を忘れずに

データ移行が完了し、無事にネットに繋がった後、最後に必ずやらなければならないのが「Rakuten Linkアプリの再ログイン」です。

クイックスタートなどでアプリのアイコンごと新しいスマートフォンに移行されていても、セキュリティ上の理由からログイン状態は解除されています。新しいスマートフォンでRakuten Linkを起動し、案内に従って電話番号を入力し、SMSで届く認証コードを入力してログインを完了させてください。これを忘れると、「相手からの電話の着信音が鳴らない」「通話料無料の恩恵を受けられない」といった致命的なミスに繋がります。

まとめ:オンラインでの自力機種変更は難しくない!

楽天モバイルの機種変更をオンラインで自分で行う手順を解説してきました。一見難しそうに感じるかもしれませんが、

1. 事前に動作確認済み端末かチェックし、アカウント情報のパスワードを控えておく。2. 楽天市場店などでお得に端末(製品のみ)を購入する。3. クイックスタートでデータを丸ごとコピーする。4. 物理SIMを挿し替えるか、アプリからeSIMを再発行する。

という4つのステップを順番に踏むだけで、誰でも安全かつ手数料無料で新しいスマートフォンへ移行することができます。携帯ショップでの待ち時間や余分な出費を削り、その分の時間とお金をビジネスやプライベートの充実のために投資してください。オンラインでの自力機種変更は、現代のスマートなビジネスパーソンにとって必須のスキルと言えるでしょう。

\最大30,000ポイント還元中/